前回のブログでは、
歌唱分析によって
歌が上手くなる
2つの理由についてお話させていただきました。
1 耳がよくなる
2 気づきが多くなる
歌唱分析によって、
プロの歌手の歌唱技術への理解が深まります。
前回の記事を読んでない方はぜひ、
こちらのブログをご覧ください。
↓
それでは、
「歌唱分析ってどうやるの?」
そう思っている方へ
私の歌唱分析のやり方を
皆様へシェアいたします。
あくまでも私のやり方ですので
全て同じにやることはありませんが、
大いに参考にしていただきたいと思います。
まず、
1番大事なことがあります。
それは、
何回も繰り返し聴くことです。
そこから、
細かくフレーズごとに聴く作業をやっていきます。
課題曲
「CITRUS」
この歌詞カードを
まずひらがなに書き換えます。
そこから
歌唱分析6つのチェックポイントを書き込みます。
1 ブレス位置をチェック
ブレスの位置を確認すると
歌の区切り目が明確になり
歌手の息の長さなどもわかります。
これをやるだけでも歌いやすくなります。
あなたの歌が大きく変わります。
2 音域チェック
1番低い音
1番高い音
トータルの音の長さを調べましょう。
原キーだと厳しいかな?
−2ぐらいが丁度いいかな
など音の高さがわかります。
3 裏声(ファルセット)位置をチェック
最近のJ-Popは、
ファルセットが当たり前のように使われています。
ファルセットは
表現力を上げるにはかなり有効なテクニックです。
上手い歌手のファルセットは
真似する価値があります。
私は、
歌詞を見て裏声の部分に◯をつけます。
4 しゃくり、こぶし、フォール 、母音の使い方チェック
カラオケの採点などでも
重要ポイントになっていますが、
しゃくり、こぶし、フォール、を入れることで
とても感情豊かな歌に聴こえてきます。
「citrus」のサビ
「離さないってきめたから」
↓
「はあー なあ さ なあーぃて きい め た かあーらー」
このように母音をしっかりと書きます。
しゃくりには矢印マーク↑
フォールには矢印マーク↓
をいれます。
こぶしには、
アンダーバーマークをいれます。
5 歌唱テクニックチェック
ここは、
わかる範囲でかまいません。
エッジ、ビブラート、ウィスパー、など気づいた部分を
歌詞カードに書き込んでいきます。
6 曲構成チェック
最後に、
全体的にどう歌っているかをチェックします。
Aメロ、
Bメロ、
Cメロ(サビ)
歌詞カードに
A、B、C、チェックします。
最近の傾向としては、
Aメロ、優しくウィスパー多め
Bメロ、少し平坦に歌う
Cメロ、強めにアタックをつけて
シャウト気味に歌う。
気がついたことを歌詞にドンドン
書き込んでいきましょう。
歌唱分析は楽譜か、
歌詞カードに必ず書き込んでください。
(最重要ポイント)
歌詞分析ができたら、
その通りに歌ってみましょう。
アウトプットも大事です。
あなたが、
この練習方法にしっかり取り組んでいけば
きっと歌唱力は上がります。
ぜひ、
お試しください。
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