歌のフレーズ終わり
その語尾をどう処理するかで、
聴き手へのインパクトが変わってきます。語尾は、
1番印象に残る部分
ここにいろんなテクニックを
使うことで表現力が上がります。
今回は、
プロの歌手が歌のフレーズ終わりに使う
歌唱テクニック【8選】を
ご紹介いたします。
実例でお話いたします。
1 ブレスアウト
歌の語尾に息を吐く技術
これは、
とても多く使われいます。
例、
Mr.Children
「Not found 」
「ぼくは つい」
「いー」
この後に息を吐きます
ぼくは つーい はぁー
こんな感じです。
桜井さんは、
ミスターブレスアウトと言われるほど、
色んな曲でブレスアウトを使われています。
簡単にできて
感情が溢れているように聞こえる技術です。
2 フォール
このテクニックも最近はとても多いですね。
語尾を本来の音から滑り落とすように歌う技術です。
例
Vaundy
怪獣の花唄
「思い出すのは 君の歌」
「うた⤵︎」
ここがフォールです。
(少しウィスパー気味)
この曲は、
全体的に語尾フォール多め、
フォール多投で歌うと
Vaundyさんの雰囲気で歌えますよ。
イメージとして、
声を放り投げるような感じで歌うと
フォールされます。
3 こぶし
この技術は、
歌の語尾を素早く上下させる技、
母音を2回言うようなイメージです。
例、
優里
ドライフラワー
「きっと きっと きっと 色あせる」
最後、
「色あせるーうーうー」
「う」を上下に動かしています。
その後、
ブレスアウトからの
フォールへのコンビネーションで終わらせてます。
ここもポイントですね。
4 ファルセット
優しい癒し系の裏声
宇多田ヒカルさんが、
語尾にファルセットを使って
綺麗に歌い上げるのが得意です。
例
First love.
「誰を思ってるん だろう」
「だ」から「ろう」を
「はー」で発音
「だーはー」です。
「だ」が地声で、「はー」が裏声です。
宇多田さんの
とても綺麗なファルセットで印象的です。
5 エッジボイス
エッジボイス は、
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
声帯を閉じながらの発音です。
歌い出しに使うイメージがありますが、
語尾にも使っている歌手がいらっしゃいます。
例
hyde
Glamorous sky
この曲は、
中島美嘉さんに提供された曲ですが、
Hydeさんバージョンもあります。
この曲の1番最後
「2人歩いた Glamorous day
Glamorous sky」
最後の最後です。
「スカーイー」と、
伸ばしながらのエッジボイスです。
ビジュアル系に多い技術
めちゃくちゃかっこいいですよ。
6 巻き舌
巻き舌とは
「ルルルル~」舌を巻くストレッチですが、
なんと!
歌唱テクニックとしても使われています。
例
椎名林檎
「本能」
「約束は いらないわ」
「いらー」の「ら」で巻き舌です。
椎名林檎さんは、
色んな曲で歌い終わりに巻き舌使われています。
7 ハミング
ハミングは、
口を軽く閉じて
「んー」と声を出すストレッチですが、
こちらも歌唱テクニックとしても使われています。
例
玉置浩二
「メロディ」
最後
「あの歌は 心から聞こえてるよ」
このあと、
「ん~」とハミングでつないで綺麗に歌を締めくくっています。
8 ポルタメント
ポルタメントは、
ある音からある音までの音程を滑らかに移行する技術。
ド→レ
スムーズに音を切り替えるテクニックです。
こちらも語尾でも使用させています。
例
LiSA
紅蓮華
一番最後の
「紅蓮の華よ 咲き誇れ 運命を照らして」
「てーえー」
ここが見事なポルタメントです。
この曲のハイライトではないでしょうか。
さて、
歌の語尾で使える歌唱テクニック【8選】
いかがでしたか。
歌の語尾にいろんなテクニックを使うことで
とても抑揚のある歌い方ができます。
歌唱テクニックを有効に使って
インパクトのある歌をうたいましょう。
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