人が歌を聴いて感動する二つの理由

あなたは、
歌を聴いて感動したことがありますか？

きっと、
あるのではないでしょうか。

さて、
ある受講生からの
質問がありました。

「友達の結婚式で、新婦のお父さんが、
2人にスピーチした後に、
中島みゆきさんの糸を歌いました。
歌が上手いと言うわけではないのですが、
感動して涙が出てきました。

なぜ、お父さんは、
こんなにも感動させる歌が
歌えるでしょうか？」

まず、
人が歌を聴いて感動するには、
２つの理由があります。

１つ目は、

自分自身が（歌を聴く側）歌を
しっかりと聴く態勢にあること。

２つ目は、

歌の世界観がしっかり伝わりそれに
共感した時。

結婚式は、
集まっている人たち親、兄弟、親戚、お友達が、
新郎新婦の幸せを心からお祝いしています。

先ほどの話で、
新婦のお父さんが新郎新婦に向けて
中島みゆきさんの

「糸」を
歌いました。

この歌は、
結婚式の定番ソングです。

お父さんから2人への祝福の言葉があります。

その後に、

「なぜ　めぐりあうのかを私たちは　
なにも知らない」

この歌、
メロディが会場中に響き渡ります。

中島みゆきさんの歌詞と
お父さんの気持ちが一つになります。

会場にいる人たち全員に歌の世界観が伝わり、
みんなが共感します。

あなたが涙を流して感動した理由は、

あなたの気持ちとお父さんの気持ちと
糸の歌の世界観が重なり
一つになったからでしょう。

そして、
お父さんの新郎新婦へ

「これから二人で、
幸せになってほしい！」

との
素直な思いが
あなたにも届いたからだと思います。