ここ最近、男性女性問わず受講生からとても人気のある楽曲が2曲あります。
それは、Official髭男dismの「Pretender」と Alexandrosの「ワタリドリ」です。
「Pretender」
「ワタリドリ」
さて、この二曲が人気である理由の共通点は、どちらもハイトーン。
男性ボーカルですが、とても高い声で歌っています。
今も昔も、高い声に憧れている方はたくさんいらっしゃいますね。
さて、この二曲どちらも人気なのですが
実は
「まったく別物ですよ!!」というポイントがあります。
それはどこでしょう?ぜひ2曲を聴き比べて考えてみてくださいね。
答えです。
Official髭男dismの藤原さんは、
普段喋っている声そのままで
歌っています。
Alexandrosの川上さんは、
普段喋る声とは違う声の出し方で
歌っています。
言い方を変えると、
Official髭男dismの
ボーカル藤原さんは「地声」
Alexandrosのボーカル川上さんの
ワタリドリのサビの高音は「裏声」
これが二つの曲の違いです。
「えー!?裏声っていうと、合唱の歌い方ですよね??」
というイメージを持たれている方がとても多いんですが・・・
実は、
裏声に聞こえない裏声っていっぱいあるんですよ。
「Alexandrosのワタリドリの高音が裏声」
これも、
多くの方がびっくりします。
そういった聴き方に慣れている方であれば聞き分けられるのですが、、、
ワタリドリのサビの高音もなかなか力強い声です。
そのため地声だと思っている受講者の方はとても多いです。
Official髭男dismのボーカル藤原さんは、歌う時だけでなく普段の喋り声も女性かと思うほど高い声です。
ところが、Alexandrosのボーカル川上さんの普段喋っている声は、低い声の歌手としてよく代表的な例にされる福山雅治さんと同じくらいの低い声だと思います。
自分の声の出しかたをきちんと理解し、高い音も裏声を利用することで音域の広い(低い音から高い音まで出す)曲でもあのように歌うことができるんですね。
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