カラオケ精密採点の高得点に欠かせない
2つのテクニック
しゃくり、
こぶし、
実際にやってみましょう。
まずは、
しゃくりから。
しゃくりは、
本来の音より少し下からずり上げるテクニックです。
ポイントは、
しゃくる言葉の母音を強調する感じです。
「き」ならば、
きの母音「い」を上げます。
歌の中で説明します。
例えば、
あいみょんさんの
マリーゴールド
「麦わらの帽子の君が、揺れたマリーゴールドににてる」
この中で「君が」と「にてる」
あいみょんさんは、
この2箇所にしゃくりを入れてます。
「君が」のメロディは、
「ラー、ミ、ミ、」ですが、
ラの前に「ソ♯」から入り
しゃくって「ラ」に移動します。
「ソ♯~ラ」
き(ソ♯)い(ラ)み(ミ)が(ミ)
このように歌っています。
そして、
「にてる」のメロディは、
「ファ♯ー、ド♯、ド♯、」
ファ♯の前に「ミ」からしゃくって
「ファ♯」に移動しています。
に(ミ)い(ファ♯)て(ド♯)る(ド♯)
しゃくりをメロディの動きと考えても良いと思います。
あいみょんさんの歌をよ~く聴いてみるとわかりますよ。
そして、
しゃくりには2つの注意点があります。
1、
しゃくる速度が遅すぎると音が外れて聴こえます。
2、
早すぎるとしゃくりになりません。
バランスです。
この2つに注意して練習しましょう。
続きまして、
こぶしのやり方です。
こぶしは、
歌の中で音を一瞬、
上下に動かすテクニックです。
音を上下させることで
声に表情が生まれ、
とても感情が伝わりやすくなります。
しゃくり同様に母音を強調します。
例えば、
「る」ならば、
る を伸ばして、
母音の「う」を2回以上
動かします。
歌で説明しましょう。
優里さんの
ドライフラワー
「ドライフラワーみたい
君との日々もきっと きっと きっと 色褪せる」
最後の「るー」を伸ばしながらのこぶしです。
るーう、うー、
母音の「う」を、
2回繰り返してます。
メロディにすると
「シーラーソー」
る(シ)う(ラ)う(ソ)
このように歌ってます。
しゃくり同様に母音を動かしますが、
こぶしは2回以上動かすケースがほとんどです。
ポイントは、
動かす母音に強弱をつけましょう。
「るー」を強く発音して、
そこから少し優しく母音の「う」を持っていくと
とでも切ない感じの歌に変わります。
ぜひ、
この2つのテクニックをしっかり練習して、
カラオケ採点90点後半を目指しましょう。
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