こんにちは。ボイストレーナーの齊藤信也です。
歌が上手くなるために、
みなさんいろんな工夫をされていることと思います。
ボイストレーニングでも、
発声練習の他にも
例えば
ストレッチをはじめ、
リップロール、
タングトリル、
息だけでの練習など、
いろんなトレーニング方法があります。
しかし、
そもそも
はじめのはじめに
やるべきことはなんでしょうか?
それは、
喉のコンディションを
最適な状態に整えることです。
どういった状態が
喉にとってベストな状態かと言うと、
ズバリ
「潤った状態」です。
喉は粘膜ですから、
「乾燥」が一番の大敵です。
乾燥した喉では、
当然のことながら
声のコントロールが難しくなります。
最適な状態 [=潤った喉]が
ベストな結果 [=歌の上達]を作っていくんですね。
乾燥というと、
冬をイメージしがちです。
特に日本の夏はむし暑いので、
喉の乾燥について
あまり気をつけなくなります。
しかし、
オフィス、電車、
寝室でも寝てる間じゅう
エアコンの乾燥した空気に
当たりっぱなしになる・・・
暑さでついつい温度を下げ、
冷たい空気に冷たい飲み物で
喉を冷やしすぎてしまう。
心当たりがありますか?
そうです。
みなさんお気付きの通り、
冬場よりも、喉の乾燥を招きやすいのが夏なのです。
夏は喉へダメージを与える要素が多い
過酷なシーズンなのです。
プロの歌手や声優さんが
夏でもマスクをするのは、
そういった理由があるんですね。
歌が上手くなるため、良い声のためにも
カラオケでも喉に良い飲み物をセレクトしたり、
日常から喉をいたわる心がけがあると
良いですね。
ちなみに、
「カラオケではどんな飲み物を飲めばいいの?」と
聞かれることが多いのですが、
それについてはこちらの記事でご紹介しています。
よろしければご参考にどうぞ。
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