ミックスボイスって、結局 何?

ミックスボイス

ボイストレーニングの世界で
一番多く聞かれるキーワードでは、
ないでしょうか。

ある受講生からこんなことを言われました。

「高い声の出し方をネットで検索すると
ミックスボイスを練習しましょう。とか、よく見かけます。
地声と裏声を混ぜた声?ということなんでしょうけど、
正直、ミックスボイスがよくわかりません。」

ということです。

さて、

「ミックスボイスって結局、何?」

そう思っている方、
かなり多いようです。

今回は、
私の考え方をお話していきましょう。

この、
ミックスボイスですが、

「ミックス」という名前がついてますから
何かを混ざるということになります。

地声、裏声、を混ぜるで
正解ということにはなります。

その前に
一つ考えてください。

なぜ、
ミックスボイスを習得したいのか?

おそらく、
地声で高い声を出したいからではないでしょうか。

高い声を地声で出そうとすると苦しくなって上手くだせない。

場合によっては声が裏返ってしまってカッコ悪い。

なんとか、
カッコいいハイトーンで歌が歌いたい。

ということは、

地声で高い声が楽々出せれば問題ないですよね。

「そうです」

でも、
それができれば苦労はしません。

そこで、
ミックスボイスという流れですね。

話が長くなりましたが、

ミックスボイス習得とは、

換声点の克服と同じこと。

私の結論、

ミックスボイス=換声点

「えっ、
どういうことですか?」

説明しましょう。

まず、
換声点とは、

地声と裏声の切り替え地点です。

男性は、

ピアノの真ん中のド(C4)から上の
ファ(F4)からラ(A4)あたり。

女性だと

ラ(A4)からド(C5)あたり。

あくまでも平均的な話。

この換声点が
ミックスボイスゾーンということになります。

高い声で歌う時、
必ずこの流れがきます。

地声→換声点→裏声

ということは、

換声点=ミックスボイス
と考えてよいと思います。
(あくまでも私の考え)

男性であれば、
F4からC5

このあたりの音が上手く
コントロールできないから
この様な悩みがでてしまうのです。

なぜ
コントロールできないのか?

それは、
地声と裏声を自由自在に操れないからです。

歌唱力の高いプロの歌手は、
それがしっかりできます。

地声、
裏声を自由自在に操っています。

優里さんを聴いてください。

Mrs. GREEN APPLEの大森くんを聴いてください。

Novelbrightの竹中くんを聴いてください。

Official髭男dismの藤原くんを聴いてください。

LiSAさんを聴いてください。

MISIAさんを聴いてください。

宇多田ヒカルさんを聴いてください。

YOASOBIのikuraちゃんを聴いてください。

etc,

ここまでにしましょう(笑)

地声とは芯のあるしっかりした声です

こちらは、
声帯をしっかり閉じる筋肉がメインに働きます。

裏声の時は、
声帯を伸ばす筋肉かメインに働きます。

この2つの筋肉を換声点付近で交互に使うのではなく
同時に使うことが要求されます。

地声で高い声が苦しくなったり、
急に裏返ってしまう方は、
同時に使うことができないので、
換声点あたりの声が上手くコントロールできないのです。

ということは、

換声点に来た時に、
スムーズに声区チェンジができればOK

そのためには、
地声筋と裏声筋を同時に使う。

まさにミックスボイスです。

こう考えると

換声点=ミックスボイス

と考えて良いと思います。

しかし、
換声点を

でも、どうすればいいの?

ミックスボイス練習方法は換声点の克服の
練習方法は、

こちらをご覧ください。

【動画で解説】ミックスボイス練習方法

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