齊藤信也です。
東京都知事から、
カラオケやライブハウスに行くことを当面
自粛してほしいとの呼びかけがありました。
歌が好き、音楽が大好きな 私たちにとっては、
ほんとうに辛い時期です。
でも、どんな時にも歌や音楽が無くなることはありません。
またみんなが思いっきり、歌える時は必ず戻ってきます。
その時のために、
自宅でもできるトレーニングを紹介したいと思います。
最近は、テレワークの方も多くなってきていますので、
ぜひお役立てください。
今回ご紹介するボイストレーニングは、
「聴いている人にとても心地よく歌が変わる方法」
母音と子音を意識して、滑舌良く、
そして歌の流れがよくなることで、
あなたの歌がガラッと変わります。
何回かに分けてお話しますね。
まず今回は、
滑舌があまり良くない、言葉がダラっと流れてしまう方に
おススメのトレーニングです。
それは
「母音のみでの発声練習」
日本語の母音は、
あ い う え お
ですね。
あいうえお以外の五十音は
母音と子音で作られています。
つまり、
すべての日本語には母音が入っているのです。
この母音を意識して言葉を発することにより、
この場の輪郭がはっきりしてきます。
母音のみで歌うとどんな効果があるのでしょうか?
母音発声には4つの効果があります!
1 口の動きが大きくなるので、「声量が上がる」。
2 何と言っても「音の揺れが少なくなり音程が取りやすくなる」
3 一音一音の「発音が良くなり 言葉がハッキリする」
(滑舌が良くなり、聞き取りやすくなる)
では、やってみましょう。
例えば、
坂本九さんの名曲
♪上を向いて歩こう
「うえを むういて あるこおおお なみだが こぼれないよおおに」
母音のみにすると、
「うえお うういえ あうおおおお あいああ おおえあいおおおい」
朗読する感じでよいので、
一音一音をハッキリ口を開いて声にしてみましょう。
最後の4つ目の効果ですが、
4「意識が変わる」
言葉を1音1音、意識して発するようになります。
これがとても大切です。
これだけでも、ものすごい効果があります。
ちなみにこれは、
劇団四季の基本のトレーニングメニューでも有名です。
あなたの声が見違えるほど変わりますよ!
歌以外にも、
日常会話にももちろん有効です。
ぜひ、お試しください。
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