腹式呼吸って…専門用語？

先日の話です。
私の妻から、
「あなたのブログもメルマガも、
ボイトレの専門用語がいっぱいでてくるし
マニアックで、よくわからない」

と

ダメ出しをもらいました。（涙）

ボイトレの専門用語多すぎでしょうか…

いつも当たり前に思って使っている言葉でも、
その道の人ではない人からすれば、
ハードルが高く感じてしまうのは
どんな業界やどんな仕事でも同じですね。

そう言われたらわたしも、
妻からデザインの専門用語ばかり使って
話しかけられたら意味がわからないと思います。
ショックでしたが、納得し、反省しました。

例えば、
歌が上手くなりたい！
ということで
歌の上達のための練習をするなら、
「腹式呼吸」は
基本的には通る道です。

「腹式呼吸してみましょう」

と聞くと
みなさんはまずどんなふうにイメージしますか？

「うん？腹式呼吸」

「ヨガみたいな…」

「お腹で息をすることだよね？えーと…」

と、
ちょっと、構えてしまう。

呼吸を意識して行うことは、
普段にはあんまりしないと思いますので。

それでは、

「寝てる時と同じ感じで息を吸って吐いてみましょう
実際横になってもOKです」

これならどうでしょう。

これ、
実はどちらも同じことを言っています。

腹式呼吸は、
無理なく空気をしっかり取り込む呼吸の仕方です。

人がリラックスしたときには、
大体その呼吸の仕方になっています。

ですが、
歌の話となると、
とたんになんだか難しい感じがするのです。

ちなみに、
腹式呼吸には副交感神経を優位にする働きがあります。

寝てる時の呼吸なので、
体をリラックスさせてくれるのですね。

歌でも身体をリラックスさせることはとても重要です。

力んでいると声は出ませんからね。

今、
みなさんも、なかなか行きたい場所にもいけず、
我慢の日々と
色んなニュースで
体や心が少し強張ることが多いかもしれません。

良かったら「腹式呼吸」こんな感じかな、
とちょっと試してみてくださいね。