国宝級の歌手

ここ最近、
J-Popのハイトーン化は進んでおり、
歌唱テクニックも洋楽シンガーに負けないくらいに
日本人の歌手のレベルは高くなってきています。

よく受講生から、
先生が上手いと思う歌手は誰ですか？

と、

聞かれます。

ハイトーン全盛の時代ですから、
高い声が出せる人を上手いと思い方が多いようですが、

私が思う上手さはそこだけではありません。
（もちろん、ハイトーンシンガーは、　高い技術があります。）

では、何か？

それは、

声の圧です。
（声の圧とは、　息の量と声の響き　共鳴）

野球に例えるなら、
（野球に例えてばかりですが　（笑））

160Km以上の豪速球を絶妙なコントロールで操る
ピッチャーのようなもの。

簡単に真似できないのです。

そんな声の圧のナンバー1を1人上げるとしたら、
この方しかいません。

玉置浩二さんです。

玉置浩二さんは、
誰もが認めるシンガーです。

特に、
日本人のトップシンガーと言われる方にも
ナンバー1は、
玉置浩二さんではないかと言われています。

本物が認める本物です。

玉置さんは、
色んなアーティストから天才と言われていますが、
かなりの努力家です。

以前、
YouTubeでMr.Childrenの桜井さんとの
（桜井さんは、玉置さんを一番影響を受けた歌手と言ってます。）
対談をみたことがありますが、

玉置さんは、

「僕は、ビブラートはかけない。　
とにかく声を真っ直ぐに伸ばすんだよ。
そして、声を真っ直ぐに伸ばすだけの練習を
15年くらい続けたんだよ。」

と、言ってます。

この話を聞いた時に、
天才と言われる人は、
人一倍努力をしているんだとあらためて思いました。

玉置浩二さんのコンサートに行ったことのある受講生に
玉置さんの歌の
感想を聞いたところ、

返ってきた答えは、

「国宝級の歌唱力だと思います。」

とのこと。笑

いい表現ですね、「国宝級」。

本当にそう思います。

もしも、
歌のワールドカップがあるとしたら、

間違いなく日本代表は、
玉置浩二さんで決まりではないでしょうか。