誇りと意地で歌う歌手 Aimerさん

前回のブログで
声帯結節についてお話しました。

ご覧になってない方は
こちらもぜひこちらをご覧ください。

声の怖い病気 声帯結節とは

今回は、
この声帯結節を武器にしている
歌手のお話をさせていただきます。

その歌手は、

Aimerさんです。

Aimerさんは、
私と同じ熊本県熊本市出身です。

バンドで、ベーシストの父親の影響で、
音楽が身近な環境で育ったそうです。

小学生からピアノをはじめ、 

椎名林檎さんや

宇多田ヒカルさんの歌を
真似をして歌っていたそうです。

しかし、
15歳の頃に歌いすぎで喉を酷使してしまい声帯を痛め、
治療のため沈黙療法を選び、
半年間声を出さない経験をします。

その頃から歌手になりない気持ちは
強くなったようですが、
その時の声帯の傷は、
結節として今でも残っているそうです。

声帯結節は、
声を出さないことで治るケースが多いのですが、

Aimerさんは
完治しなかったようです。

私が
Aimerさんの曲を初めて聴いたのが

RADWIMPS 野田洋次郎さんプロデュース

蝶々結び

声の印象としては、

見事なハスキーボイス、

そして歌いだしにエッジが入る、

そして、
音の上がり下がりが時に
コントロールしにくいのかな?
と思うような歌い方。

しかし、

彼女の声にはパワーを感じます。

一度聴くと耳から離れなくなります。

はじめて聴いた時、
まさか声帯結節がある状態で歌い続けているとは
知りませんでした。

そのことを、
Aimerが大好きな私の妹から聞いたのです。

正直驚きました。

Aimerさん本人は、
そのことについてあるインタビューでこう答えています。

あまり言ったことはないのですが、あまりにも大変だから、
いっそ手術して結節を取ってしまう方がいいのではないか、
とか、日々そういう事は全然思いますよ

日々葛藤があるようです。

しかし、

これは意地というか、この喉でずっとやってきた
という思いが自分の中にはある。もう少し簡単にやれたはずのところを、
敢えてずっとこの声でやってきたからには、
大変だけど今後も可能な限り真摯に向き合っていきたいという思いです。」

このように語っています。

あの声のパワーの源は
ここにあったのですね。

これからも結節を武器に
自分の声に誇りと意地を持って歌い続けるAimerさんに
注目していきたいと思います。

最後に一言、

ハスキーボイスに憧れて
無理な発声で喉を痛めることを自ら行い
あえてかすれ声にしたいと思っている方が
いらっしゃいます。

私は、
それだけはおススメしません。

なぜなら!

想像と違う声になったり

声帯結節、ポリープなど、
手術しないといけないほどの状態になって
取り返しのつかないことになる可能性があるからです。

世界に一つしかない
自分の声は、
大切に大事にしてほしいと思います。

音痴改善の動画プログラム無料プレゼント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です