今、話題の映画といえば!
劇場版映画「鬼滅の刃 無限列車編」
公開初日から24日で、
動員数1537万3843人、興行収入204億8361万を記録。
歴代興行収入ランキングでは、
「ハリーポッター賢者の石」を超えて、歴代5位にランクイン。
ものすごい勢いですよね。
この映画を
妻に見に行こうと言ったところ、
「テレビ版、最後まで見たの?」
と、
言われました。
私、実は、第4話までしか見てないのです・・・
「テレビ版は、第26話まであって、
そこからの続きが、映画 無限列車編なんだよ。」
そうだったのか!
私は、
映画を早く見たい気持ちから
Amazon primeで、第5話から第26話までを
2日間で、一気に見ました(汗)。
テレビ版を最後まで見て、
なるほど、
ここから映画につながるのかと
よくわかりました。
これで映画がますます楽しみです。
鬼滅の刃といえば、
LiSAさんが歌う主題歌、
「紅蓮華」です。
この2日間で
何回も何回も聴きました。
繰り返し聴いていて
思ったことがあります。
LiSAさんの歌唱力は、
豊かな表現力です。
でも、
表現力がすごいだけでは、
どうすれば、
LiSAさんのように歌えるようになるかが
わかりませんよね
そこで、
詳しく分析してみると3つの特徴がありました。
1つ目、
「広い音域を自在に操れる」
紅蓮華は、
一番低い音は、ミ(E3) 一番高い音は、ソ(G5)
音域としては、2オクターブ 半あります。
高い声の安定感も抜群ですが、
低い音、例えば1番のAメロ、
「泥だらけの 走馬灯に酔う」
最後の低い音を綺麗に発声させてます。
女性シンガーでここまで低い声を
綺麗に発声できる方はなかなかいません。
2つ目
「変幻自在のポルタメントの使い手」
ポルタメントとは、
メロディの二音間をスムーズにつなぐことです。
カラオケ採点でもでてくる
しゃくり、フォール、
などもポルタメントとと言えますね。
LiSAさんは、
この二音間のつなぎを
いろんなパターンでコントロールしています。
特に素晴らしいのが、2番のサビラス
「紅蓮の心臓に根を生やし この血に 宿ってる」
最後の
「てる」ですが、
音階にして、
ラ→シへの移動のポルタメント
この二音間をロングトーンから
ゆっくり上がってビブラートで締めくくってます。
凄いテクニックです。
3つ目
「決め球は、魔法のテクニック、ファルセットウィスパー」
野球で言う決め球というものがあります。
フォークボール、スピリット、カットボール、
など、
(野球がわからない方ごめんなさいm(_ _)m)
LiSA さんの決め球が
ファルセットウィスパーです。
ファルセットは裏声、ウィスパーは、ささやき声です。
「ファルセットウィスパー」
これは、どういうことかと言いますと、
サビの1番高い音
「紅蓮の華よ 咲き誇れ 運命を照らして」
この1番高い音を
ファルセットにしていますが、
ささやくように発声しています。
実際にカバーで歌っている方を何人か聴きました。
しかし、
高い音が少しキンキンして耳ざわりな方が多いのに、
LiSAさんは、
最高音を優しく歌っているのです。
これは、なかなか真似できません。
いろんな歌唱テクニックの持ち主です。
そして
最後に LiSAさんの紅蓮華を
全体的に言い表すと、
素早いメロディの動きがあったかと思えば、
次は、
静かに構えて歌い、
サビは、
特に激しく攻撃するかのようにシャウトする。
全ての歌い方に迷いがなく
どっしりと構えて歌う姿勢。
LiSAさんの歌い方は、
まるで、
風林火山のような歌唱法と言えますね。
コメントを残す